交通に関する地図記号は、交通記号と呼ばれます。
車の通る車道や、電車の線路、ロープウェイの線路などもこの交通記号で表されます。
また、国道や地上に出ている地下鉄の線などは茶色で描かれることがあるようです。
電車に関する交通記号は、鉄道会社や鉄道の種類によって変わってきます。
例えば、JR線の線路は、他の鉄道会社(いわゆる私鉄)とは区別して描かれます。
白黒のパターンで描かれた線路図を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
これは、JRに関しては国が管理していた線であることが関係しているようです。
JR以外の私鉄の線路は、地図上ではシンプルな線で描かれます。
通常の線が突然、JR線の白黒に変わっていた場合は、乗り換える必要があることが一目で分かりますね。
また、地上に出ている地下鉄の線路は、茶色い破線で描かれます。
地図上における、車道の描き方も、知っている人は多いのではないでしょうか。
基本的には普通の線で描かれていますが、道の広さや車線の数によって描かれる太さが変わってきます。
狭い道の場合は破線で描かれることもあるようです。
高速道路などに使われるような国道をあらわす場合、色付きの線で描かれることもあるようです。
基本的に国道は大きな道なので、大きく描かれることが多いようですね。
また、実際にはトンネルがある道であった場合は特に記号では表されることは無いようです。
高速道路のように、金銭が発生する有料道路の場合、道の上に黒い点が走っている形で表されます。
これ以外にも、ロープウェイの道を描くときは線に三角模様が付いていたり、公園の中にある遊歩道は破線で描かれていたりします。
道路というのもこの地球上にたくさんあるものなので、あまり細かく分けすぎると分かりづらくなってしまうのかもしれませんね。